日時:2023年9月9日(土)~10日(日) 会場:「リーガロイヤルホテル広島」
2020年の55周年記念大会以来、コロナ過で中止が続いていた全国大会でしたが、3年振りに開催されました。
結局当初予定されていた北海道での開催はできず、広島市での開催となりました。
全国からの参加も700名程とコロナ前からはずいぶん少ない参加での開催で、山形県からは薄衣会長だけの参加となりました。
大会の概要について以下の通り報告いただきました。
① 病院特に国立病院で子供たちとの面会ができないことが全国的な問題となっている。参加された国立病院機構の方からは「面会等の対応は各病院に委ねられており、病院によって全く違っているので、こうした要望については各病院で実施されている病院運営懇談会で要望していただきたい」との見解です。
② 病院に小児科等の専門医がいないという問題について、若い先生が重症児に来たがらないという問題があり、国立病院機構としても対応に苦慮しているとのことです。
③ 在宅支援について、ショートステイが使えないということが全国的な課題になっている。
今年度の大会は第60回でしたが、来年2024年は守る会結成60周年の記念大会として開催の予定です。日程もこれまでは例年6月の開催でしたが、次年度からは9月の開催となり、日程も2024年9月28日(土)~29日(日)東京にて開催とのことです。
≪参加された薄衣会長の感想です…≫
広島大会は4年ぶりの大会で、コロナ後のため総勢約700名の参加となりました。皆さん更に高齢化が進み、大変な状況と感じました。今回は「子ども家庭庁」が加わり、厚生労働省と深くかかわっていく事を感じました。各病院や在宅における社会情勢を考えると、世界は在宅に向けた考え方を感じるものでした。
5月の定時総会後の山形県支部の具体的な活動について検討するための理事会が、7月29日(土)に開催されました。今回は初めて米沢病院の「いこいの家」を会場として利用させていただきました。ここは7年前に新築された施設で、まだきれいで快適な会場でした。山形病院にもこんな施設ができないかとの思いを新たにしました。
主な議題と内容は以下の通りです。
① 守る会本部及び東北ブロックの会議報告について
(1) 守る会本部第1回全国支部長会議(6/24)内容について
1)故北浦会長の「お別れの会(6/25)」について、薄衣会長も係員として運営の担当に当たったと報告されました
2)守る会本部「顧問」の就任依頼について守る会の元事務局長の「古川 英希」氏を顧問に依頼したこと。
⇨ 両親の集い5.6月号1ページ「巻頭語」に古川氏の記述が載っています。
3)北浦会長逝去に伴う次期会長の選出については、今後時間をおいて選出すること。
4)来年の守る会結成60周年記念大会の計画について、本年度は第60回全国大会広島市で開催。
⇨来年は東京で60周年記念大会を開催することになっていること
② 東北ブロック運営委員会(7/1)報告について
1)東北ブロック大会(9/29-30)の開催について
2)北海道東北国立病院機構への要望書の提出に向けて機構を訪問したこと
③ 本年度の山形県支部としての活動について
(1) 守る会全国大会・東北ブロック大会への対応について
1)全国大会へは開催地が広島市であることから、東北ブロックより各県1名の参加を要請されており、
薄衣会長を派遣することとした。
2)東北ブロック大会への対応について
○ 事務局より会員全員に出欠の案内をしているが参加希望者が少ないと報告。
○ 交通手段については参加人数によるが、庄内発で貸切りバスを検討する。
3)研修会の開催その他の課題について
○ 研修会の内容・テーマについて検討され、子供のマイナンバーカードの取り方について等が挙げられたが、
決定に至らず継続して検討することとした。
○ 最近経管から胃ろうを勧められるケースが増えているのではないかとの問題提起があり、
実態を掴んでいく必要があると確認された。
(2) 山形県への要望活動について
1)山形県社会福祉協議会を通じた「予算対策要望」について(次第3ページ)
○ 「令和6年度社会福祉・予算対策要望」については、事務局より6月16日付けにて要望書を提出していると報告
2)守る会としての山形県知事への要望と県障がい福祉課との意見交換会については、ここ数年2月の開催となっているが、
本年度は年内に要望書の提出と意見交換会を開催することを目指して実行していくと確認された。
以上で第2回理事会を終了しました。
コロナ下で3年目となる令和5年度は、社会全体も通常の活動を進めるようになっており、守る会としても通常総会から新年度の運動の進め方について議論するために、令和5年度の第1回理事会が4月8日(土)に山形市総合福祉センターにおいて開催されました。
主な議題と内容は以下の通りです。
① 第27回定時総会(5/29予定)内容に関する件について
(1) 総会の運営方法について…以下の件が確認されました
〇 今年度の定時総会は3年ぶりに通常開催とし、5月28日(日)に山形市総合福祉センターにおいて開催すること。
〇 ご来賓については山形・米沢両病院に案内状をお届けすること。
〇 新しく東北ブロック長に就いた青森県の谷川さんについて、案内状を送付し出席を依頼すること。
〇 総会終了後についてはしばらくぶりに参加される会員の方から意見や要望を聞くために「意見交換会」を開催すること。
〇 総会の議題については令和4年度事業報告と決算報告、令和5年度の活動計画と予算を、
そして役員の改選期に当たることから役員の選出を議題とすること。
② 守る会本部、東北ブロックなどの諸会議報告について
1)東北ブロック運営委員会(役員会)について報告
〇 令和4年度は東北ブロック大会は中止。東北ブロックの会費は免除となっている。
〇 令和5年度はコロナ禍も落ち着いてくることから従来の活動を計画している。
〇 国立施設部会は6月4日(日)に仙台市の「仙都会館」で開催する。
※病院見学会は新しく重症児・者を受入れた「盛岡病院」へ10月8日(日)・9日(月)に実施することが決まっている。
2)守る会本部「全国支部長会議」について報告
〇 親の会の顧問として元事務局長であった「古川英希」さんが就任した。
〇 令和5年度の活動計画について審議し確認された。
〇第60回全国大会の開催について
ð 令和5年9月9日・10日に広島市で従来通りの開催とする。(参加予定500名)
〇 北浦会長のお別れ会を令和5年6月25日(日)に開催する。
〇 親族以外の後見人の会員への位置づけについての考え方が示され確認された。
3) 令和5年度の活動の進め方について
〇 前年度の重点活動内容を基にして「重点的な活動内容」について各々の項目毎に検討し、
令和5年度はコロナ以前のように通常通りの活動とすること。
〇 広報活動について、守る会のリーフレットや会報を病院の玄関の掲示物と一緒に置いてもらうよう病院へお願いすること。
〇 白鷹町で3年ぶりに開催予定の「おかえりなさいコンサート」について開催計画が紹介され、可能な方は参加していくこと。
〇 研修会の開催については、9月に全国大会と東北ブロック大会があり、10月は東北ブロック国立施設部会の病院見学会が
8~9日に盛岡病院で開催予定で、他にも病院の秋の行事があり、11月は共に学ぶセミナー…と行事が立て込んでいること
があり、再度検討すること。
以上で第1回理事会を終了しました。
◇ 日 時 : 令和5年2月17日(金) 午前11:00~12:00
◇ 会 場 : 山形県庁 地階 会議室
山形県重症心身障害児(者)を守る会では、様々な活動を通じて得られた意見や課題をもとに山形県への要望事項を作成して県知事宛に要望書を提出すると共に、担当されている健康福祉部障がい福祉課との意見交換会を開催しています。コロナ過でこの二年間は開催を見送っていましたが、今年度は山形県のご配慮をいただき三年ぶりに開催することができました。
山形県障がい福祉課からは保科障がい福祉課長・菅野課長補佐・山田課長補佐・川越主査の4名の出席をいただき、守る会からは薄衣会長・佐藤副会長・荒川専務理事・神尾常務理事・工藤理事の5名が出席しました。
今年度は4項目を要望しましたが、この要望に対して各々回答いただき、それをもとに質疑や話し合いを行ってきました。
以下、山形県からの回答の概要と話し合いの内容を報告いたします。
■【要望事項1】庄内地区への入所施設の設置について
⇨ 回答 『身近な地域で必要なサービスを適切に受けることのできる体制の整備については県としても、民間や関係機関等と連携し、引き続き、推進していく。また、新たな入所施設の創設については、医療スタッフ(特に医師)の確保の 問題や、政策の方向として地域生活への移行もあり、現実的には厳しい状況にある。県としては、重症心身障がい児・者にとって施設への入所は最後の拠り所であると認識しており、公立の医療機関や意欲のある民間事業者に対し、引き続き、療養介護事業所の設置に向けた働きかけ等を行ってまいりたい。』
■【要望事項2】重症児者の通所・短期入所対策への取組みについて
⇨ 回答 『重症心身障がい児・者の方々が身近地域で安心して暮らしていくた めには、生活介護等の日中活動の場となる通所事業所や、介護にあたっている御家族の休息目的の短期入所事業所など、在宅生活を支援する体制の整備が重要であると認識している。県内では、現在、重症児・者向けの通所事業所は増加傾向にある。医療型短期入所事業所は県立・国立の4施設で、他に民間の短期入所施設として、置賜と最上地域に各一事業所があるが、施設によっては受入れの対象年齢や日数の制限等により、御家族の希望に添えない場合がある。県としては、県立病院をはじめ制度上受入れが可能となっている老人保健施設等を含め、受入施設の拡充に向けて検討してまいります。』
■【要望事項3】重症児・者の入所諸施設での面会について
⇨ 回答 『施設等に入所する重症児・者またそのご家族にとっても、面会の機会は大変重要なものであると認識しております。一方で新型コロナ感染症が現在もまだ感染者数が高止まりして予断を許さない状況です。面会について県内でも面会を再開している医療機関も出てきている。国においても感染法上の位置づけが5月8日から2類から5類に変更されることに伴って、できる限り面会の希望が実現できるよう取組みをお願いしていくという方針なので、県としても歩調を合わせて対面での面会が可能になるように各施設・医療機関にお願いして参りたいと考えております。』
■【要望事項4】災害時の重症児者・の避難先への電源供給体制の整備について
⇨ 回答 『災害時には高齢者や障がい者等の避難行動要支援者が犠牲になり易いため、昨年度災害対策基本法が改正され、市町村に対して避難行動要支援者ごとに個別避難計画の作成を義務化された。県では山形県医療的ケア児支援会議を開催しており、その中での意見聴取や各市町村宛に照会を行った上で、災害時に特に命に直結する人工呼吸器などの電源を伴う医療機器を日常的に使用する方々向けの、災害時個別避難計画の県の統一様式を作成し、昨年3月に各市町村にこの統一様式の作成を働きかけている。
一方、個別避難計画にサービス等利用計画に含めることと各自治体での加算をという要望もありましたが、これについては国の制度であり、機会を捉えて国に対してお伝えしていきたい。
電源確保の件について、県では県内の自動車販売業者と災害時の電力供給の協定を締結した。避難所等に外部電力可能な車輛が行き電力供給を行うという協定で、県としては引き続き障がい者とその家族が安全安心に避難できるよう考えてまいります。』
◇ 日 時 : 令和4年11月15日(火) 午前10:00~
◇ 会 場 : 山形市「山形市総合福祉センター」2階
今年で第7回を迎えたこのセミナーですが、この2年間はコロナ下で参加者が集合しての意見交換ができない状態が続いていました。今年は感染対策として検温や手指消毒、席もスペースをとっての開催となりました。
このセミナーには障がい者の家族だけでなく入所や通所で支援いただいている事業者の方々も一緒に、「支え合いながら共に生きる社会をつくるために」をテーマに毎年開催されてきています。
今年のテーマは「意思決定」です。どんなに障害が重くても自分の意思を表し、自分で決定できるような支援のし方について考えていこうということから、その考え方を先進の専門の方から講演で学ぶと共に、実際には現場でどのように行われているかについて参加者全員で意見交換が行われました。
講演は「私たちの支援の基本だから改めて考えてみる」~意思決定支援から知的障碍者支援を考えてみる~と題し、福島県いわき市の社会法人育成会理事の”古川敬”氏。「意思決定支援」という言葉が使われるようになった経緯についての説明があり、「障害者基本法」では意思決定支援に配慮した施策や制度の実施が国及び地方公共団体に求められていること。また障害者総合支援法や知的障害者福祉法にも意思決定支援への配慮が求められていることが説明されました。
続いて、この意思決定支援のためには「意思形成支援」と「意志表出支援」が前提で、その要点について説明があり、その中で、障がいの重い私達の重症児・者にとっては意志表出支援が先ずもって重要ではないかと考えさせられました。それは幼少期からの経験や体験を通じて様々な情報を得ることで意思が作られる過程のことで、そのためには”誰もが意思を有することを前提とした”支援が重要であるとのことです。
そのための留意点として、”様々な経験を積む機会””理解できる形での様々な情報提供””幼少期からの年齢に応じた選ぶという機会”の支援が重要であることが説明されました。その具体例として”丁寧な説明など分かり易い情報提供””写真・動画・絵・マーク・模型などによる情報提供””食べたことのないものを口にする機会を創り出すこと””旅行や外食などで様々な施設の利用体験””絵画や音楽・映画鑑賞などの文化活動の体験”…などを紹介されました。このような例は保護者も一緒になって実行していく必要があるのではないかと感じられ、今後の守る会の活動にとっても有意義な講演ではなかったかと思われます。
昼食を挟んで午後からはパネルディスカッションが行われ、3人のシンポジストの方々から意思決定について各々の立場からの発表がありました。守る会から参加した薄衣会長は、意思決定支援の一つの手段でもある「成年後見制度」について、後見人となった経緯や現状について、また常に問題が提起されている成年後見制度の課題について報告と説明を行いました。
一向に収まる気配のない新型コロナ感染症の中で、今年度の守る会の活動も控えざるを得ない日が続いていますが、守る会本部や東北ブロックの動きや運動内容を確認するために第4回理事会が10月29日(土)山形市総合福祉センターにおいて開催されました。
主な議題と内容は以下の通りです。
① 守る会本部及び東北ブロックの活動計画について
(1) 東北ブロック国立施設部会懇談会のまとめ報告 ⇒ 主な報告内容です
1)10/8に予定されていた東北ブロック国立施設部会はコロナの為中止になりました。
そのため各病院の現状報告を依頼し、その結果が事務局でまとめられているとのことです。
○東北には全部で13の国立病院がありますが、その中の八戸病院の親の会が解散を希望しているとのことです。
親の会では総会で承認され、現在解散に向けての準備が進められているとのことです。
○親の高齢化で役員のなり手がないなど、各病院も同じ悩みを抱えているようです。
2)守る会本部国立施設部会からの諸資料の説明がありました。
○国立施設部会での討議テーマとしての7項目について説明があり、
その中で各病院からの報告をまとめて提出の予定とのことです。
※米沢病院の報告の中で、現在も病室で面会できていると報告がありました。
(2) 守る会本部第2回全国支部長会議(11/26)内容について
1)守る会本部による令和4年度の国への要望書について
○第1回全国支部長会議において今年度の要望書に災害時支援を追加することが決議され、
運動推進委員会において承認され追加されることとなったとのことです。
2)第2回全国支部長会議の報告事項について
○令和5年度の第60回全国大会の開催について
令和5年9月9日~10日を予定 開催地は広島市とのことです。
○両親の集いWeb版について
全国大会が中止になったことから、前年同様に「両親の集い」の内容をビデをに収録し、
12月から2月頃に配信予定しているとのことです。
○守る会本部に会議等でのコロナ感染を防ぐため、二酸化炭素濃度測定器を寄付いただき、
山形県支部も希望して受け取りました。
② 本年度の山形県支部としての活動について
(1) 山形病院・米沢病院の状況について
1)米沢病院の活動について佐藤副会長からの報告
○50年誌の制作への取り組み状況について説明がありました
* 会員の皆さんに記念誌の原稿を依頼していること
* 個人情報の問題があり、写真や名前がNGの方も出てきている
* 回答をいただく会員も、親から兄弟やその他の親族になってきている
2)山形病院の活動について薄衣会長からの報告
○病院との懇談会の開催について、年2回開催することになっているので開催方法に拘らずに
今回も開催したいと報告されました。
3)病院でのコロナ感染について
○山形・米沢両病院で子供たちもコロナに感染したとのことですが、両病院とも熱は出たが
重症者は出なかったとの報告がありました
(2) 「第7回 家族と支援者が共に学ぶセミナー」について
○セミナーの詳細や講師についての紹介、またシンポジュームではシンポジストとして
薄衣会長が出席予定とのことが報告されました。
(3) 山形県への要望活動について
○守る会本部の令和4年度要望書の内容について確認の後、これまでの要望内容に加えて、
守る会本部の要望内容を受けての要望とすることについて検討されました。
○令和4年度の要望内容については以下の4項目とすることが確認されました
1.庄内地域への入所施設の新設について
2.コロナ下での重症児者の短期入所について
3.重症児者の入所施設での面会について
4.災害時の重症児者の避難先への電源供給体制の整備について
以上で第4回理事会を終了しました。
今年度の活動については5月29日(日)に開催された総会後の第2回理事会において、年間のスケジュールについて検討の上確認されていますが、具体的な活動について決定するための第3回理事会が7月10日(日)山形市総合福祉センターにおいて開催されました。
主な議題と内容は以下の通りです。
① 守る会本部、東北ブロックなどの活動計画について
(1) 全国支部長会議(6/25)報告について
ズームにて参加された薄衣会長より別添資料の「全国代表者会議資料」に基づいて報告がありました。
1) 第59回全国大会について
昨年今年度は9/23-24に札幌市で開催すること。懇親会は行わないこと。コロナ次第では中止も考えられることからホテルの予約は名鉄観光からするとキャンセルでの個人負担はないとのこと。申し込み締め切りは8/10とのこと等について報告されました。
※ コロナ再拡大のため7月16日に中止が決定しました。 👉守る会ホームページ参照下さい
2)役員の選任について
(社福)守る会(法人)の松田監事の逝去に伴い、後任に東北ブロック長の田村輝雄さんが選任された。このため新しい東北ブロック長に青森支部長の谷川幸子さんが就任し、併せて守る会本部の運動推進委員に就任したと報告されました。
3)SDGs(持続可能な開発目標)検討委員の新設について
秋元俊通さん(宮城県支部長・東北ブロック事務局長・本部運動推進委員)から守る会本部に提案され承認されたSDGsについて、守る会として推進していくための検討委員として秋元さん他3名の方が選任されたと報告がありました。
4)令和4年度のスケジュールについて
新任支部長・会員研修(7/30開催)に東北ブロックは福島県支部から2名が参加することが報告されました。
(2) 東北ブロック運営委員会(7/2開催)報告について
令和4年度の東北ブロック運営委員会(総会)が仙台市の宮城県支部事務所において開催され、東北各県支部長や専門部会長が参加。山形県は薄衣会長が参加しました。
1)令和4年度の活動方針について
具体的な活動内容については前年と同様とされましたが、「医療的ケア児」と重症児についての位置づけについて意見があり検討されましたが、今年度の方針には掲げないこととされました。
2) 令和4年度の活動計画(スケジュール)について
全国大会が9月開催となったことから、今年度の東北ブロック大会は開催をしないことが確認されています。
専門部会については、母親部会が5/22に開催、重症児施設部会が7/21に開催予定、第2回の東北ブロック役員会は11月に開催が予定されています。
3)岩手県盛岡市の「盛岡医療センター」に親の会が設立(R3.8/1)。
39床のうち29名が会員になった(守る会には21名加入)ことが報告されました。
② 令和4年度の活動の進め方について
(1) 山形県への要望活動について
昨年4月に山形県社会福祉協議会を通じた要望書に対する回答が今年6月13日に届きました。この回答を受けて「令和5年度社会福祉・予算対策要望書」を作成し提出しました。また、守る会独自の山形県障がい福祉課への要望と意見交換会については、コロナ次第とはなるが今年度中に開催できるよう、県庁を訪問して要請することとしました。
(2) 在宅支援についての活動について
山形県守る会は在宅会員が少なく、具体的な支援活動が難しいことから、他の障がい者団体との交流や意見交換を通じて何ができるかを検討していくこととしている。その中で、3年前に設立された「医療的ケア児者・重症児・者の会」に対して、どのような対応をしていくかについて議論されました。医療的ケア児イコール重症児とは限らないこともあり、この会がどのような活動を行っていくのかを注視していくことが確認されました。またその他の障害者団体との交流は引き続き行っていくこととしました。
(3) 研修会の開催について
コロナ下で集合しての研修会等の開催は当面難しいこと、またズームなどのウエブ開催も会員の高齢化で可能な会員は少ないことから、今年度は開催を見送ることつぃました。
(4)「家族と支援者が共に学ぶセミナー」への対応について
7回目を迎えるこのセミナーには第1回から実行委員として参加してきています。昨年はウエブ開催となり、守る会からの参加は限られましたが、今年度も11月の開催を目指して検討が行われています。コロナの推移次第で今年度もウエブ開催となることも考えられますが、引き続き参加していくことが家訓されました。
以上で第3回理事会を終了しました。
昨年度の要望に対する県障がい福祉課からの回答が6月13日に届いていましたが、これを受けての新年度「令和5年度社会福祉制度・予算要望書」を山形県社会福祉協議会を通じて提出しました。(6月27日提出)
コロナ下で県障がい福祉課への要望と直接県庁を訪問しての意見交換会の開催がこの2年間開催できていない中で、正式な書面での回答がいただけるこの活動へも積極的に参加しています。本年度も令和5年度へ向けての要望活動に対して次の二点を要望いたしました。
山形県守る会では例年山形県健康福祉部障がい福祉課への要望活動として、直接障がい福祉課長やご担当の方へ直接要望を行っていますが、一方で「山形県社会福祉協議会」を通じた「社会福祉・予算対策要望」活動にも同様の要望活動を行っています。
特にコロナ下で直接の障がい福祉課への要望活動が難しい中で、昨年4月にも令和4年度へ向けての要望活動に対して二点の要望いたしました。
これに対して県としてもコロナ対策で繁忙を極めていたこともあり、この度6月13日付けにて回答をいただきました。
令和4年度第26回定時総会が5月29日(日)、山形市総合福祉センターにおいて開催されました。
二年続けて新型コロナ感染症の影響でごく少数での開催となっていたことから、今年度は通常の開催を目指していましたが、まだまだ時期尚早ではないかとの理事会の検討を受けて、今年度も多くの方々から委任状をいただき、役員中心のごく少数での開催となりました。
①令和3年度の活動報告について
全国大会や東北ブロック大会が中止になり、また研修会の開催や他の障がい者団体との交流も制限され、さらに理事会や要望活動に前年度の活動報告として、総会や幹事会そして理事会が3回開催されたこと、また守る会本部のでは全国大会が二年続けて中止になったことから、「両親の集い」に掲載された大会での内容について、Web版での配信と共にDVDで配布されたことなどが報告されました。山形支部としての活動としては、守る会本部の助成事業を活用して「リーフレット」の作成と「ホームページ」の制作を行ったこと、また山形県への要望活動については県のご担当である障がい福祉課を含んだ健康福祉部全体がコロナ対策で忙殺されていたことから、意見交換会も開催できなかったと報告されました。
県への要望については「山形県社会福祉協議会」を通じた要望活動にも参加し、昨年は「庄内地区への重症児・者施設の設置」と「コロナ下での重症児・者の通所・短期入所対策」の二項目を要望事項としていましたが、県からの回答が得られていないとのことで、次年度へ継続した取組みとなっていると報告されました。
②決算について
決算については会員の減少が続き、会費収入が減少となったものの、前年度に引き続き全国大会や東北ブロック大会が中止になり、また研修会の開催や要望活動についても見送りとなるなど、事業費や活動費が大幅に減少し、次年度への繰越しが前年より増額となりました。新年度には全国大会の開催が予定されていますが、東北大会はすでに中止が決定しており、また研修会の開催も不透明なことから、在宅支援を念頭にその活用について検討していくこととしました。
③令和4年度の活動計画について
令和4年度の活動計画については薄衣会長より提案説明があり、コロナ下で活動が低迷している中で山形病院と米沢病院の意見交換が必要と考えており、お互いの問題点を話し合い協力しながら進めて行く必要があること。特に面会については何らかの形で実現できるよう病院へお願いしていきたいとしました。
家族会・保護者会は年に二回病院との懇談会を開催することになっているので、少人数同士でもいいから開催しその中で話し合いを行っていきたい。6月以降にはコロナも落ち着いてくるのではないかとのことから、様々なことができるようになるのではないかとの見通しについて提案があり確認されています。
こうした活動計画に基づいて令和4年度の予算についても、諸活動が実施できることを前提に計画を立てていることから、例年に倣ったものとなっていることについて確認されています。
…以上をもって令和4年度第26回定時総会を閉会としました。
今年度の総会は当初多くの方々に参加いただき、総会後にはこの二年間できなかった意見交換の機会となるよう検討されていました。しかしコロナ禍が未だ安心できる状況にないことから、今年度も引き続き少数の参加での開催となったものの、現状の問題点や今後の活動について意見交換と併せて今年度第2回目の理事会として開催されました。
1.年間の活動スケジュールについて(コロナの推移次第ということで以下の件についてのみ確認)
① 守る会の全国大会は9月23日(金)~24日(土)に札幌市での開催となっているが、最終的には6月25日(土)の全国支部長会議で決定されることになっている。
② 東北ブロック大会は全国大会が9月になったため今年度は中止が決定している。
③ 東北ブロックの今年度の活動は新しいブロック長の下で7月以降に検討される。
④ 国立施設部会は6月5日(日)に仙台市で総会が開催の予定で、昨年から新たに盛岡病院に重症児病棟ができたのを受けて親の会が発足し参加の見込み。恒例の施設見学会は実施の予定であるがコロナの推移次第となる。
⑤ 守る会の第3回理事会を7月10日(日)に開催する。
※ 8月以降の活動については改めて検討していく。
2.具体的な活動内容について(以下の通り確認されています)
① 研修会の開催については守る会本部の助成事業を活用して開催していくこととしていましたが、今年度は見通しが立たず補助事業の申請は行わないこととしました。
② 但し、在宅支援が課題となっている中で、他団体も含めた在宅の方々と関われるような“在宅支援研修”について適当な講師の方がいれば開催を検討していくこととしました。
③ 山形県への要望活動については、昨年度山形県社会福祉協議会を通じた要望への回答が未だ得られていない中で、今年度の要望提出時期になっていることから、昨年と同様の要望事項を提出することとしました。
④ 守る会独自の山形県障がい福祉課への要望・意見交換会については、今年度内に開催できるよう継続した取組みとすることとされました。
⑤ 山形病院家族会と米沢病院保護者会との交流について、積極的な取り組み課題とすることとしており、今年度は山形病院で実施している「茶話会」に米沢病院からも参加していただくようにすると共に、米沢病院でも何か行事があれば山形病院から参加していくことについて了承されました。
⑥ 他の障がい者団体との交流については引き続き「家族と支援者が共に学ぶセミナー」への参加を進めて行くこととし、さらに在宅支援の具体的な課題を把握するためにも実態調査等の取組みを行っていくこととしました。
3.最後に在宅支援の観点から何が課題か等についてのフリーディスカッションがありました。
◇ 在宅の方々の要望として緊急時のショートステイに困っているとの声が多く聞かれるが、山形県内で重症児・者のショートステイが可能な施設は、いざ利用しようとするとほとんどが予約でいっぱいになっているのではないか。
◇ そのためには現状の実態を調査する必要があるのではないか。
◇ 重症児・者のショートステイ可能施設で、その受付等の調整をどこがやるのかを明確にしておかなければならないのではないか。(守る会でできるのか)
◇ 実際にどのくらいのニーズがあるのかを調査することも必要ではないか。その上で山形県や各市町村に要望活動を行っていく必要があるのではないか。
◇ 受け入れ施設ではコロナ下では特に厳しくなっているが、通常の時でも子どもに熱があった場合には受け入れしてもらえない場合もある。
◇ 山形。米沢両病院への入所に当たって、ベッドが空いた時は事前に登録してある方に連絡するが、“今はまだ…”と断られる場合が多いと聞いている。(順番待ちをしている方は多いが…)
◇ 医療的ケア児が話題となっている中で山形県にも「医療的ケア児者・重症児者の会」が3年前に発足しているが、同じ重症児者を会の名前としている団体であり、守る会として子供たちの幸せのためにどのように対応していくかを考えていく必要があるのではないか。
以上のような課題・情報について話し合いが行われ第2回理事会を終了しました。
令和4年4月17日(日)午前11時より山形病院「憩の家」において今年度第1回となる理事会が開催されました。
主な議題と内容は以下の通りです。
① 第26回定時総会(5/29予定)に関する件
(1) 総会の議題について … 第26回通常総会議案書(案)を参照ください
事務局より「第26回定時総会議案書(案)」について説明があり、各議案について審議の上、別添の通り総会への提案内容が確認されました。
① 報告第1号 令和3年度事業報告について
② 承認第1号 令和3年度収支決算報告について
③ 議案第1号 令和4年度活動計画案について
④ 議案第2号 令和4年度収支予算案について
(2) 総会の運営方法について
事務局より事前に送付された定時総会「次第」(議案書1ページ)に基づいて当初の計画の説明があり、今年度は新型コロナ感染症も下火になることを願いながら計画したが、一向に収束に向かわないまま推移していることから、昨年同様できるだけ少数の方々の参加での開催とすることとし、会員の皆様には事前に議案書を同封した総会案内を郵送し、出欠はがきに委任状をいただくこととしました。
また、総会終了後の意見交換会も難しいことから、昨年に倣い令和4年度の活動の進め方を検討するために理事会を開催することとしました。
② 令和4年度の活動の進め方について
(1) 病院の虐待問題への対応について
この二年間は病棟に入れないままとなっていることから、把握が難しい。病院との話し合いを行っていく必要があること、また病院の虐待防止の研修会に参加させてもらうなどの取組みが必要であることが確認された。
(2) 災害時の病院の対応について
3月9日の地震で米沢市は震度5弱を観測した。面会ができない日が続いている中で状況が心配で病院に電話を入れても、問い合わせが多くなると病院は対応できないことから、事前に病院の災害時対策を聞いておくこと共に、発生した時の連絡網のようなものを守る会や親の会に作っておくことも検討していく必要があることが確認された。
③ 守る会本部、東北ブロックなどの諸会議報告について
(1) 守る会本部「全国支部長会議」(3/26開催)報告について
コロナ下での開催で山形県からは薄衣会長がリモートで参加しました。この会議での主な内容として以下の議題について確認されています。
① 正会員及び賛助会員の定義について規約を改定したこと
〇 正会員は「親族」とすることとし、第三者後見人は会員としないことが決定された。
② 第59回全国大会の開催について
〇 令和4年9月23・24日に札幌市で定員を500人として従来通りの開催とすることになっているが、コロナの推により最終判断は6月25日(土)の全国代表者会議で決定することになっている。
③ 北浦記念館を守る会本部の1階に設置することとし、整備費として580万円を計上した。(2月に完成済み)
(2) 東北ブロック役員会(臨時で開催)について
① 田村ブロック長が本部の監査役に就任することになり、東北ブロック長を新たに選任する必要があることから急遽宮城県支部事務所で役員会が開催され、青森県の谷川幸子支部長をブロック長として推薦することが確認された。
② 東北ブロック大会は今年度も中止が決定している。宮城県支部の担当で2年間中止が続いているため、次の開催県をどこにするかは決まっていない。
③ 東北ブロック専門部会について
国立施設部会は6月5日(日)に仙台市の「仙都会館で開催することになっている。
…以上をもって令和4年度第1回理事会を終了しました。
これまで山形・米沢の両病院に新しく入院された方々に守る会への入会を勧めるにあたって、守る会を紹介するための適当なツールがありませんでした。特にコロナ下でなかなか直接お会いすることができないケースが多い中で、その必要性が大きくなっていました。
山形支部では令和3年度の活動がコロナ下で制限される中で、守る会本部の助成事業を活用した活動を積極的に実施することとし、山形支部独自のリーフレットの作成に取り組んでいましたが、この度完成いたしました。
会員の皆様には後日お届けの予定ですが、いち早くPDFで確認することができますのでご利用ください。
👉PDFでダウンロードしてご覧ください
昨年はコロナ過で中止を余儀なくされた共に学ぶセミナー。このセミナーは、手をつなぐ育成会などの障がい者団体と山形県知的障害者福祉協会などの障がい者施設で支援に当たられている団体の方々が、一緒に様々なテーマで研修を続けている貴重な機会になっています。
第5回目となった令和3年度の今回は、依然として収束のメドが立たない中でも、リモートでの開催を目指し実行委員会の努力により開催にこぎつけました。
令和3年10月10日(日)午前11時より山形市総合福祉センターにおいて今年度第3回の理事会が開催されました。主な議題と内容は以下の通りです。
①守る会本部助成事業への取組みについて
②本年度の活動の進め方について
…以上をもって令和3年度第3回理事会を終了しました。
山形県守る会では例年山形県健康福祉部障がい福祉課への要望活動として、直接障がい福祉課長やご担当の方へ直接要望を行っていますが、一方で「山形県社会福祉協議会」を通じた「社会福祉制度・予算要望」活動にも同様の要望活動を行っています。
特にコロナ下で直接障がい福祉課への要望活動が難しい中で、正式な書面での回答がいただけるこの活動にも積極的に参加することとしています。本年度も令和4年度へ向けての要望活動に対して次の二点を要望いたしました。
コロナ禍の中で何度も会議を開催することが難しいことから、第25回定時総会閉会後同じ会場で本年度第2回目の理事会が総会出席者を中心に開催されました。
◎初めに薄衣会長より守る会本部及び東北ブロックの活動計画について説明がありました。
①全国大会は今年度も中止となっていること。
②第1回全国支部長会議は書面決議となるとのこと。
③東北ブロックの活動について
◎次に主な議題として今年度の活動の進め方について次の通り確認されました。
①研修会などの山形支部独自の活動について
②山形県への要望活動の継続ついて
③コロナ下での在宅支援について
…以上をもって令和3年度第2回理事会を終了しました。
令和3年度第25回定時総会が5月30日(日)、山形市総合福祉センターにおいて開催されました。
本年度も新型コロナ感染症が一向に収束の気配を見せない状況で、昨年に引き続き会員の多くの皆様には委任状をいただくと共に出席を控えていただき、理事の方々を中心に少数の参加で開催されました。
①活動報告について
病院に入所している子供たちは面会がかなわなくなったなど一部の会員からもっと会えるようにとの希望が寄せられたものの、各病院の懸命な対策もあって親・家族としても安心していられたのが実情です。その反面、在宅で介護に当たられている方にとっては、コロナ感染者が出ると通所している施設の受け入れやショートステイが出来なくなり、その結果家族が介護に当たらざるを得なくなるため、仕事を続けられなくなる不安をもったとの報告が寄せられるなど、在宅支援の必要性が改めて重要な課題であることを認識する一年となったと報告されました。
②決算について
全国大会や東北ブロック大会が中止になり、また研修会の開催や他の障がい者団体との交流も制限され、さらに理事会や要望活動についても見送りとなるなどにより、事業費や活動費が大幅に減少し、次年度への繰越しが30万円超の増となりました。新年度も全国大会の中止がすでに決定しており、また研修会の開催も不透明なことから、在宅支援を念頭にその活用について検討していくこととしました。
③令和3年度の活動計画について
昨年度に継続して活動を進めていくこととしていますが、特に在宅の家族やそのグループとの交流を通じて、守る会としてできることを進めていくこととしました。また、守る会本部の補助事業を積極的に活用していくことを確認しました。
④令和3年度の予算について
こうした活動計画をもとに予算についても、コロナ下で不確定な一年となるとの見通しの上で、守る会本部の補助事業の活用を図ると共に、秋以降に研修会等の事業が実施できることを念頭に計画したことについて承認されています。
⑤役員の改選について
本年度は役員の改選期に当たっていることから、薄衣会長より新しい役員体制について提案説明が行われました。基本的にはこれまでの役員の方については継続し再任していただくこととし、副会長の遠田恵美子さんは昨年お子さんが亡くなられて退会されるため、米沢病院保護者会で新たに会長に就かれた佐藤富美さんにお願いすること、また米沢病院に入所者の保護者であった荒井由美子さんも入所者が亡くなられたため退任となりました。この結果これまで監事であった佐藤富美さんの後任として、米沢病院より推薦された留場美佐さんを新監事にお願いすることが提案され右記の一覧のとおりで承認されました。
…以上をもって令和3年度第25回定時総会を閉会としました。
令和3年4月11日(日)午前11時より山形病院「憩の家」において今年度第1回となる理事会が開催されました。
主な議題と内容は以下の通りです。
① 第25回定時総会(5/30予定)に関する件
② 令和3年度の活動の進め方について
一昨年まで県立保健医療大学のボランティアサークル「清い翼」によって、西川町本道寺にて開催されてきた療育キャンプが終了したことを受けて、重症児者を対象とした守る会独自の取り組みとして、本部助成事業である「集団療育キャンプ」若しくは「交流キャンプ」の開催を検討していたが、新型コロナ感染症の状況から昨年に引き続き今年度も開催は困難であることから見送ることとしました。
昨年令和2年度は年末からの新型コロナ感染症の状況から、山形県障がい福祉課との要望・意見交換会の開催を見送らざるを得ないと判断し実施されませんでした。今年度令和3年度についてはやはりコロナの推移を見極めながらになりますが、要望内容の基本としては前年までの要望内容としますが、庄内地区への入所施設について前年の活動として、鶴岡市の「かるむの里」への訪問と庄内地区会員懇談会での意見を踏まえて、この施設は医療体制が心配で重症児・者の受け入れについて、短期入所の施設としては利用可能ですが、入所については安心して子供たちをお願いするには難しいと判断していることが報告されました。
守る会からのアンケートについて山形県支部として集計した内容について事務局から報告があり、危惧していた通り新型コロナ感染症により通園やショートステイの利用が中断され、親への負担が著しく重くなっている実態が見えました。
守る会としては他の障がい者団体と連携して、コロナに限らず自然災害も含めた対策を検討していく必要があることが改めて確認されました。
③ 守る会本部、東北ブロックなどの諸会議報告について
※ この会議での主な内容として以下の議題について確認されています。
昨年に引き続き全国から集まっての開催は中止とするが、二年続けて中止となることから、何らかの変わるものを検討していく。
役員の改選期に当たり次期役員が選任されました。この中で運動推進委員として田村ブロック長と共に宮城県支部長の秋元俊通さんが会長推薦で運動推進委員に選任されました。これで東北ブロックからは運動推進委員が二名となりました。
以上で第1回理事会を終了しました。
山形県重症心身障害児(者)を守る会 〒990-0812 山形市千歳2-1-11 QMM地域開発研究所内
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